フランスの両親が日本に遊びにきていたと時、赤ちゃんの沐浴を、義理の母が変わりにやってくれた。
ここでも日本とフランスの違いがあった。
産院で、沐浴指導というのがあって、沐浴のしかたを教わり、それをそのままやっていた。
・上から下に向かって洗う。
キレイな部分から、汚い部分に向かって洗う。つまり、まず目、次に、顔、頭、首、・・・最後は足やお尻、と言った具合に、洗う順番についてそう教えてもらった。
これは、フランス人の母はあまり意識していないようで,バシャバシャと本人の好きなところから洗っていた。
フランス人みながそうかどうかはわからない。
そして、日本式ではガーゼハンカチを使って,水が目に入らないように、丁寧に洗うのだが,
そのように気を使っていた夫に、「フランス式」の母は、そんなの気にしなくていいのよ、ほら、とばかりに、バシャバッシャと顔にも水をかけていた。
この頃になると、私も「フランス式」をみることに少し慣れてきて,この新生児にも容赦ない感じに笑えた。
いつもと何か違う沐浴をされた息子は、少し戸惑っている様子で、可愛かった。普段沐浴中は泣かないのに、泣いていた。
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